秋の保育参観(ゆりぐみ)

「ごっこあそび」をテーマとした秋の保育参観、続いてはゆりぐみの「ファッションショー」です。子どもたちは、「もりのようふくやさん」という絵本を読んで、仕立て屋さんのお仕事を知り、自分で着てみたい服をイメージしてみました。そして、仕立て屋さんになってカラーポリの洋服やベルト、ネクタイなど思い思いのデザインを組み合わせて、すてきなオリジナルファッションを完成させました。そしていよいよ自分の作ったお洋服の発表の場「ファッションショー」の開幕です。

お洋服をデザインすることからスタートし、作って自分で着て発表することまでをオートクチュールさながらで体験したゆりぐみさん。参観の後には、どこか誇らしげで満足そうな笑顔がたくさん見られました。あそびを通して、楽しみながら疑似体験、模擬体験ができること。これも「ごっこあそび」の大きな効果です。色々なお仕事や活動を「ごっこあそび」を通して経験することで、子どもたちの社会性や想像力が育まれます。特に4、5歳の子どもたちは、ストーリーのあるものから想像したり、現実と重ね合わせてイメージ付けをしたりできるようになってきます。子どもたちの何気ないまねっこあそびの中にこれからの生きる力や夢が隠れているかもしれませんね。                    植田