東山幼稚園では、３月１７日（水）に無事卒園式を執り行うことができ、５０名の卒園児たちが、輝く笑顔と別れの涙とともに幼稚園を巣立っていきました。また、３月２３日（火）には、修了式が行われ１０２名の子どもたちが、今年度最後の一日を元気いっぱいに過ごしてそれぞれの学齢を修了しました。
昨年度はコロナという新たな病の感染拡大で、大人だけではなく、子どもたちの生活環境、あそびや学びの環境なども大きく大きく変化しました。外出自粛を余儀なくされたり、当たり前だったスキンシップやコミュニケーションがしづらくなったりと、辛い状況も少なくありませんでした。そんな中でも子どもたちは、生きる力と可能性に満ち溢れ、日々何かを発見し、楽しんでいます。我々教職員は、そんな子どもたちの成長の姿を見守り、元気と笑顔にあふれた子どもたちと一緒に過ごすことができることに今更ながら大きな喜びを感じる１年でもありました。
そして４月を迎え、本園では１０日の土曜日に入園式、１２日の月曜日には始業式を執り行い、１４５人の子どもたちが新しい学年、新しいクラスで元気いっぱい令和３年度をスタートしました。今年度はどんな１年になるのか、教職員一同ワクワクしながら子どもたちを迎え、一学期をスタートさせています。今年度もよろしくお願い致します。
幼稚園には一本の大きな桜の樹があります。長い間たくさんの子どもたちの出会いと旅立ちを見守ってきた桜ですが、今年は開花が早く、入園式に皆様方に楽しんでいただくことが叶いませんでしたので、ホームページでご紹介します。毎年毎年、どんな時にも園庭で子どもたちを見守り、その花で、葉で、枝で子どもたちを楽しませてくれています。今年はどんな子が花びらを集めたり、蝉取りに来てくれたりするのかなぁ・・・そんな桜の呟きが聴こえてくるようですね。
ちなみに。今はお砂場にある藤棚の藤の花が満開です♡ 植田