アサガオを育てよう🌱

梅雨入りの便りはまだ届いていませんが、日差しはどんどん強くなり、毎日暑い日が続くようになってきましたね。幼稚園では毎年、年長さん一人一人がアサガオの種を自分の植木鉢にまいてアサガオを育てます。今回はその種まきの様子をご紹介します。

まずはアサガオの種をまくための植木鉢に土を入れます。鉢の半分まではしっかりと土をいれてから栄養になる肥料を入れます。そのあとふんわり優しく土を加えて植木鉢いっぱいに土を盛ります。「ふんわり優しくした土に種をまくよ。」とせんせいから聞くと、「土がふかふかしててお布団みたい。」「お布団がふかふかだとアサガオも気持ちいいね。」「肥料を入れたからいっぱいお花が咲くかなぁ。」とみんな楽しそうに土を植木鉢に運び入れていました。

土を整えたら指で4つの穴をあけて、そこに一つずつ種をまきます。種は前日からせんせいが水を浸したティッシュの上で寝かせて、根が伸びやすくしてあります。子どもたちはそーっとそーっと大事そうに種を選び、一つずつ穴にまきました。「穴に土をかぶせるけど、どうやってかぶせてあげようか?」せんせいが尋ねると「優しくだよね。」「ぎゅって押さないんだよね。」「ふわってかけてあげるんだよ。」子どもたちのお話はアサガオを慈しむ気持ちであふれていました。

種をまいたら、つるが伸びてきた時のための添えのポールをセッティングします。支柱と輪の部品を組み合わせるのに少しコツが必要で大変でしたが、みんな自分のアサガオのために真剣に組み立てていました。

植木鉢が完成したので、お水やりです。自分の植木鉢に優しくお水をかけてあげました。「これから晴れの日は毎日アサガオにお水をあげるからね。」とせんせいからお話があると、「楽しみー。また水やりしたい!!」「いつ芽が出てくるの?」とみんな目を輝かせて聞いていました。

この日植えたアサガオたちは無事芽を出し、双葉になり、すくすくと育っています。子どもたちも毎日水やりを欠かさず行い、お水をあげるたびに「僕のアサガオ、3つ芽が出たよ。」「アサガオが2つ目の輪っかの所までのびてきたよ。」などと嬉しそうにお話しています。今年のアサガオは何色の花を咲かせてくれるか楽しみですね。                         植田