夏の思い出(その2)①

夏期保育での思い出。続いては「夏の食育イベント」で実施した年長児さんの「ゴーヤクッキング」と「ごますり体験」をご紹介します。

今年の年長さんのゴーヤクッキングは2日間をかけて行いました。1日目にゴーヤの観察と下ごしらえ、2日目にゴーヤの和え物に混ぜるすりごま作りとできた和え物の実食をしました。

東山幼稚園では毎年、ゴーヤとアサガオのグリーンカーテンを設置します。年中児さんがアサガオのお世話をして、年長さんがゴーヤのお世話をしています。年長さんはゴーヤのお世話をしながら、ゴーヤがぐんぐんつるを伸ばし、成長する様子や、黄色の可愛い花が咲く様子、実がなる様子を観察してきました。

ゴーヤの観察画を描く活動では、緑色でゴツゴツしたゴーヤを切ってみて中の種の部分を観察しました。「中は柔らかーい。」「ふわふわしているね。」「なんか苦い匂いがするよ。」など子どもたちは観察しながら自分の目で見て、触って、感じたままのゴーヤを思い思いに描くことができました。

いよいよゴーヤクッキングのスタート!1日目はゴーヤに下味をつけるところまでを調理します。せんせいが切ったゴーヤから種綿を出してくれました。神殿達一人ひとり、もう一度じっくりと観察します。「触ると気持ちいいよ。」「うーん変な匂いだよ。」と言いながらさわったり、匂いを嗅いだりしていました。

まずはゴーヤを塩もみします。だんだんしんなりするゴーヤを揉みながら「あれ?なんか水が出てきたよ。」とゴーヤの変化に気づいた子もいました。

塩もみしたゴーヤを母の会の役員さんに茹でてもらっている間に、子どもたちはクッキングクイズに挑戦です。ゴーヤクッキングではどんなことをするのかをクイズ形式でせんせいがお話しました。

使う調味料は「ごま油」と「ポン酢」。そこにツナを混ぜ込みます。子どもたちは真剣そのもの。こぼれないように、おいしくなるようにと丁寧にゴーヤを混ぜました。

1日目の下ごしらえはここまで。1日冷蔵庫で寝かせて味が染みたゴーヤに2日目のイベント「ごますり体験」でできたすりごまを混ぜたら完成です。次回の投稿で2日目の様子をご紹介します!

植田