たこあげ大会(年少)

たこあげ大会、最後は年少さんの開催です。年少さんは、“初”たこあげの子ばかり。さあ、上手く上がるかな?

まずは持ち方から教わります。「糸巻の取っ手をしっかり握って走るんだよ。」せんせいのお話を真剣に聞いています。さあ、凧を風に乗せてみます。「ほらほら、腕をしっかり上にあげてみて。」せんせいの声がけに、凧を持っている手をぐんと伸ばして走ります。

少しずつコツがつかめて、楽に風に乗せられるようになってきました。「ちゃんと飛んでる?」と、後ろを振り返って確認する余裕も出てきた様子です。

すっかり慣れて、高さも出てきました。「すごいよー。」「とんだとんだー!!」と大はしゃぎ。笑顔いっぱいで園庭を走り回りました。

令和の時代となり、お正月のたこあげを見かけることはほとんどなくなってしまいました。たこあげをするには障害物が多くなってしまっていること、凧をあげる広いスペースが少なくなっていることも要因ではあると思います。でも「子どもは風の子」。まだ寒さの残る新春に、風を感じながら遊ぶ「たこあげ」を是非、親子でも楽しんでいただけたらと思います。                 植田