2月の子育て情報「幼児と家庭での防災教育」

幼稚園では避難訓練を行っていますが、家庭でも防災教育をすすめることは大切なことです。家庭できる防災教育は、特別な教材がなくても、日常の中で自然に身につけられるものが多いです。幼児から小学生まで、家族みんなで取り組める方法をまとめてみました。

🏡 家庭でできる防災教育

1. 「怖くない防災」を意識する

防災教育は“脅す”のではなく、“安心のための準備”として伝える方が子どもは受け入れやすいです。

「もしものときに家族を守るための練習だよ」と前向きな雰囲気を作ると良いですね。

📚 2. 絵本・アニメ・ごっこ遊びで学ぶ

幼児には特に効果的です。

•            地震や火事をテーマにした絵本

•            防災キャラクターの動画

•            ぬいぐるみを使った避難ごっこ

•            「ダンゴムシのポーズ」などの体を使った遊び

遊びの延長で学ぶと、恐怖心が少なくなります。

🚪 3. 家の中の“避難ルート”を一緒に確認する

•            地震のときに安全な場所(机の下、壁際など)

•            火事のときに避ける場所(煙がたまる上の方など)

•            玄関までのルート

•            夜間停電を想定して懐中電灯を使って歩く練習

「どこに行けばいいか」を知っているだけで、子どもは安心します。

🧰 4. 防災グッズを一緒に準備する

子ども自身が関わると、記憶に残りやすいです。

•            子ども用リュックを用意

•            お気に入りのタオルやおもちゃを入れる

•            非常食を一緒に選ぶ

•            懐中電灯を触ってみる

“自分の防災バッグ”があると、子どもは意外と誇らしげに持ってくれます。

📞 5. 家族の連絡方法を決めておく

•            親が不在のときに地震が起きたらどうするか

•            集合場所を決めておく

•            親の電話番号を覚える(幼児はカードにして持たせる)

「迷子になっても家族は会える」という安心感につながります。

🍙 6. 非常食を“日常の中で”試してみる

非常食は、いざというときに初めて食べると不安になりがちです。

•            アルファ米を一緒に作ってみる

•            缶詰を開ける練習

•            お湯が使えない状況を想定して作ってみる

“おいしいね”と感じられると、非常時のストレスが減ります。

🔦 7. プチ停電ごっこ

夜に10分だけ電気を消して、懐中電灯やランタンで過ごす遊びです。

•            暗闇に慣れる

•            懐中電灯の使い方を覚える

•            家族で協力する体験になる

子どもは意外と楽しんでくれます。

🧠 8. 年齢に合わせた声かけ

幼児

「先生やパパママの近くにいることが大事だよ」

「ダンゴムシのポーズしてみよう」

小学生

「地震のときはまず頭を守るよね」

「火事のときは煙を吸わないように低く動くよ」

このように家庭でも防災教育に取り組むことで、自然に防災の意識も高まります。

ぜひ、家族のみなさまで防災について取り組んでみてください。

                東山幼稚園 橋本香代