幼稚園では避難訓練を行っていますが、家庭でも防災教育をすすめることは大切なことです。家庭できる防災教育は、特別な教材がなくても、日常の中で自然に身につけられるものが多いです。幼児から小学生まで、家族みんなで取り組める方法をまとめてみました。
🏡 家庭でできる防災教育
1. 「怖くない防災」を意識する
防災教育は“脅す”のではなく、“安心のための準備”として伝える方が子どもは受け入れやすいです。
「もしものときに家族を守るための練習だよ」と前向きな雰囲気を作ると良いですね。
📚 2. 絵本・アニメ・ごっこ遊びで学ぶ
幼児には特に効果的です。
• 地震や火事をテーマにした絵本
• 防災キャラクターの動画
• ぬいぐるみを使った避難ごっこ
• 「ダンゴムシのポーズ」などの体を使った遊び
遊びの延長で学ぶと、恐怖心が少なくなります。
🚪 3. 家の中の“避難ルート”を一緒に確認する
• 地震のときに安全な場所(机の下、壁際など)
• 火事のときに避ける場所(煙がたまる上の方など)
• 玄関までのルート
• 夜間停電を想定して懐中電灯を使って歩く練習
「どこに行けばいいか」を知っているだけで、子どもは安心します。
🧰 4. 防災グッズを一緒に準備する
子ども自身が関わると、記憶に残りやすいです。
• 子ども用リュックを用意
• お気に入りのタオルやおもちゃを入れる
• 非常食を一緒に選ぶ
• 懐中電灯を触ってみる
“自分の防災バッグ”があると、子どもは意外と誇らしげに持ってくれます。
📞 5. 家族の連絡方法を決めておく
• 親が不在のときに地震が起きたらどうするか
• 集合場所を決めておく
• 親の電話番号を覚える(幼児はカードにして持たせる)
「迷子になっても家族は会える」という安心感につながります。
🍙 6. 非常食を“日常の中で”試してみる
非常食は、いざというときに初めて食べると不安になりがちです。
• アルファ米を一緒に作ってみる
• 缶詰を開ける練習
• お湯が使えない状況を想定して作ってみる
“おいしいね”と感じられると、非常時のストレスが減ります。
🔦 7. プチ停電ごっこ
夜に10分だけ電気を消して、懐中電灯やランタンで過ごす遊びです。
• 暗闇に慣れる
• 懐中電灯の使い方を覚える
• 家族で協力する体験になる
子どもは意外と楽しんでくれます。
🧠 8. 年齢に合わせた声かけ
幼児
「先生やパパママの近くにいることが大事だよ」
「ダンゴムシのポーズしてみよう」
小学生
「地震のときはまず頭を守るよね」
「火事のときは煙を吸わないように低く動くよ」
このように家庭でも防災教育に取り組むことで、自然に防災の意識も高まります。
ぜひ、家族のみなさまで防災について取り組んでみてください。
東山幼稚園 橋本香代