幼児期に自然とふれあうことは、五感・心・体の発達にとって極めて重要です。
自然体験は、感受性や好奇心を育み、社会性や身体能力の基盤を築く貴重な機会となります。
☆ 幼児期に自然体験が必要な理由
• 五感を刺激する: 草の匂い、風の音、土の感触など、自然の中での体験は視覚・聴覚・触覚などを豊かに育ちます。
• 感受性と探究心の育成: 自然とのふれあいによって、より育まれます。
• 身体能力の向上: 山道を歩く、川で遊ぶなどの活動は、バランス感覚や体力を養います。
• 社会性の発達: 異年齢の子どもと自然の中で関わることで、協調性やコミュニケーション力が育ちます。
• 生命への尊重: 動植物とのふれあいを通じて、命の大切さを学びます。
☆ 自然体験の具体例と遊び方
• 観察ゲーム: 葉っぱの形や虫の動きを親子で観察し、言葉で表現することで語彙力も育ちます。
• 自然素材の造形あそび: 落ち葉や枝を使った工作は、創造力と手先の器用さを養います。
• 簡単な実験: 水滴の動きや土の違いなど、身近な自然を使った科学的思考の芽生えを促します。
☆大人の関わり方のポイント
・危険のない環境を整え、見守る姿勢も大切です。また、子どもが自分自身で考える時間を尊重する。
・子どもが感じたことを一緒に話すことで、共有し心の成長を支える。
自然とのふれあいは、幼児期の「人格形成」に深く関わる体験です。日常の中に自然を取り入れることで、子どもたちの未来に豊かな根を張ることができます❢
橋本香代