夏の思い出その5 (ゴーヤ②)

続いてのゴーヤ体験は「観察する」です。

「ゴーヤの中ってどんな風になっているの?」せんせいの問いかけにゴーヤを貴って中を観察することになりました。「ゴーヤの中に種がいっぱい入っているんだね。」、「この種の周りはフワフワしているよ。」子どもたちはそれぞれじっくり見たり触ったりしながら観察を続けました。

それぞれの机に持ち帰り、グループごとにじっくり観察です。触ってみたり、色々な角度から眺めてみたり・・・。匂いを嗅いでみて「わーくさいよー。苦そうな匂いがするよー。」と顔をしかめる子もいました。

しっかり観察できたので、観察画を描いてみました。みんな真剣な表情でゴーヤの断面を見たり、お友だちの絵を見たりして、自分なりの表現でゴーヤの様子を描きました。

デコボコした輪郭が難しいからと、画用紙にゴーヤをあてて形を縁取るお友だちもいました。ナイスアイデア!

描いたゴーヤに色をつけました。「中と外は全然色が違うね。」「茶色の種と白い種が入っていたね。」色を塗ることで改めて発見したこともあったようです。

苗を植えて、水を与え、実を収穫するだけでなく、じっくり観察することでゴーヤのことをたくさん知って、色々な発見をしました。少しずつでもいいので一つのことをじっくり、深く追求していくことは、子どもたちにとても良い体験になります。ご家庭でも子どもたちの「なんだろう?」「どうして?」をじっくり掘り下げてみると、家族の中で新しい発見を共有できるかもしれませんね。                                     植田