夏の思い出その4(スイカ割り)

毎年幼稚園では、七夕の会でお供物としてスイカをお供えし、それを幼稚園でおやつとしてみんなで食べています。今年は残念ながらコロナ禍の影響で七夕の会が中止になってしまい、お供物の野菜や果物を用意することがなかったので、母の会のみなさんの計らいでスイカを準備し、スイカ割りをすることになりました。

まずはスイカ割りのルール説明。スイカを割る役はせんせいたちが担うことになりました。

「もっと前!前!」「まっすぐそのまま!」という子どもたちの声に交じって、「もっと右だよ。」「違う違う左左!」と割る人を惑わせようとする声も聞こえます。さあスイカの前にたどりつけるのでしょうか?

年少、年中さんのお友だちはテラスに座って少し遠くから応援しています。

パカンっと上手に割れると子どもたちからも「ワッ」と歓声が上がります。「すごーい!」「割れたねー。」と大はしゃぎです。

割れたスイカを見せてもらいました。「いつも食べてるスイカと一緒だね。」「種がいっぱい入っているね。」と子どもたちも興味津々でのぞき込みます。

せんせいたちによるスイカ割りが一段落してから、年長さんはスイカ割りごっこをしました。新聞紙を丸めた棒を使って、せんせいがやっていたようにスイカ割りにチャレンジです。目を瞑ってグルグル回ると「どっち?どっち?」と不安そうに声を上げる子、「まだまっすぐ?ここでいいの?」とお友だちに確認しながらすり足でスイカに近づく子・・・みんなスイカの上で棒を振り上げ、見事スイカに命中させることができていました。

このあと、スイカは母の会の役員さんに上手に切り分けていただき、美味しくおやつとしていただきました。とっても楽しくて美味しい夏の思い出ができました。年中さん、年少さんもスイカのビーチボールを使ってスイカ割りごっこを各クラスで楽しみました。

母の会の役員さん、暑い中、ご発案とご協力本当にありがとうございました。      植田