夏のゴーヤ体験③(きくぐみさん)

「ゴーヤのシーチキン和え」作り、きくぐみさんの様子です。

せんせいが切ったゴーヤから種と種綿を取って、見せてくれました。匂いを嗅いだり、手で触ってみたり。子どもたちはゴーヤの中身を思い思いの方法で体感していました。塩もみの時には「さっきのフワフワは食べないの?」「りんごやぶどうは皮をむくのに、ゴーヤは皮を食べるんだね。」と子どもらしい発見をしている子もいました。

調味料やシーチキンをゴーヤと一緒に和えます。ごま油やポン酢のパッケージを見て「この瓶家にもあるよ。」「この前ママが買ってたー。」と話をしたり、「なんか変な匂いだね。どんな味になるの?」と容器に移したごま油に興味津々なお友だちもいました。

いよいよ完成したゴーヤの和え物をみんなで試食しました。初めての味におっかなびっくりな子、「にがーい。」と思わず笑ってしまう子、「おいしいねー。」と何度もせんせいにおかわりをねだる子、色々な表情でゴーヤを味わっていました。

「ゴーヤをもっと知ろう。」の活動ですが、ゴーヤを育て、収穫し、様々な方法で観察し、食すという色々な角度からゴーヤに触れてみました。その中で子どもたちはゴーヤに関心や愛着を持ち、ワクワクしながら触れることで、新たな発見や体験をすることができたようです。お家に何気なくある食材や道具の中にも、子どもたちが「なんだろう?」「どうなってるの?」と思うことはいっぱい隠れています。ご家庭でもお買い物する時、お料理する時、食べる時などに、隠れた「不思議」を子どもたちと探してみるのも楽しいのではないでしょうか?     植田