園外保育(年中さん)

年中さん(ゆりぐみさん、ふじぐみさん)の園外保育は三好公園です。今回は三好池の北側にある「学びの森」の周辺と散策エリア(子どもたちはどんぐり山と呼んでいました。)に出かけました。

ここには、クヌギや椎の木、樫の木などどんぐりの実る樹がたくさんあります。子どもたちも「これ見て!まん丸などんぐりだよ。」「こっちには長いどんぐりがあるよ!!」と言いながらいろいろな種類のどんぐりを見つけました。持っていた図鑑を広げ、「見て。図鑑の中にもいろんなどんぐりがあるよ。」「これはどのどんぐり?」と観察したり、見せ合ったりしました。

公園の傍らに「八龍神社」があります。先人たちが田畑を切り拓く際、雨ごいをしたり五穀豊穣を祈願したといわれる水の神様、竜神さまが祀ってあると園長先生がお話しました。「こんにちは。今日はどんぐり拾いにお邪魔しています。」とみんなも神様にご挨拶です。

神社をお参りした後は公園の遊歩道に戻り、散策しました。木陰の遊歩道に「なんだか涼しいね。暗いね。」と不安げだった子も、木漏れ日の下では元気いっぱいに草花を観察したり、不思議な形の茸を見つけたりと自然の中の生き物をたくさん発見して楽しみました。

自然の中では、たくさんの発見や驚きがあります。その一つ一つが子どもたちの興味、関心を刺激し、ワクワクする気持ち、もっと見つけてみよう、もっと知りたいという向上心を育てます。ご家庭でもちょっとしたお散歩や散策などで自然との触れ合いを楽しんでみてはいかがでしょうか。             植田