七夕参観/きくぐみ

七夕参観、最後は7月2日に行われた年長児、きくぐみさんの参観です。最後の参観ということで、きくぐみのこどもたちはずっと「きくぐみはまだかな。」「参観はまだかな。」と首を長ーくして、この日を待ちわびていました。みんなが楽しみにしていた七夕参観はどんな様子だったのでしょうか?

まずはみんなで笹飾りの「かに」を折り紙で折りました。袋折りや、斜めの折り返しなど難しい折り方が出てきましたが、せんせいの説明を集中して聞きながら自分の力で折り進めます。自信がなくて不安そうにしている子がいると、「ここはね、こうするんだよ。」「私が折ったの見てみる?」とお友だち同士で協力しあって完成させていました。

みんな今日のためにお願い事を考えてきました。「じがじょうずになりますように」「またれごらんどにいきたいな」「みんななかよくできますように」「みんなででぃずにーらんどにいきたい」・・・色とりどりの短冊に色々なお願い事が書かれました。「ままのおねがいごとがかないますように」と、とっても心温まるお願い事もありましたよ。

準備した飾りを笹に飾ります。織姫・彦星や折り紙のカニ、吹き流しや五色紙など、どんな風に作ったのかお父さん、お母さんにお話をしながら一つ一つ笹に結び付けていきます。大小さまざまな飾りが笹を彩り、素敵な七夕笹が完成しました。

きくぐみさんも最後に「にじ」の合唱を手話とともに発表しました。きくぐみさんの「にじ」は手話をとてもしっかり大きく表現し、とても揃っていました。きくぐみさんが一つになった合唱は優しさに満ちていてとても感動的でした。

6つのクラス、それぞれの子どもたちのカラーがとってもよく出た七夕参観。子どもたちのはりきっている姿や楽しく過ごしている様子がご家族の方々にお伝えできたのではないでしょうか?天の川の両岸にお住いの織姫様、彦星様も微笑ましくご覧になったことと思います。今年の七夕はお天気にこそ恵まれませんでしたが、園の子どもたちにとっては素敵な夜だったことと思います。保護者の皆様、ご多忙の中、足をお運びいただきありがとうございました。       植田