１月２４日（月）に年長さんでこま回し大会が開催されました。誰が一番長くこまを回すことができるのか？みんな気合十分です。６～８人ずつ出てきて一斉にこまを回し、一番長く回ったこまの持ち主が勝ち抜けという一発勝負。誰が優勝するか、まったく予想がつきません
コマ回しはコツをつかむまでなかなか上手く回りません。ましてや紐をコマに巻き付けたり、紐を操ってコマを回転させたりすることは、大人でも難しく感じてしまいます。そんなコマ回しですが、子どもたちは大会までの間、くじけそうになったり、癇癪を起しそうになったりしながらも、どうしたら上手く回るのか試行錯誤し、コマが回ると大喜びしていました。大会で思うように回せず悔しい思いをした子、緊張して普段の力が発揮できず涙してしまった子もいましたが、一つのことに挑戦する気持ち、悔しい気持ちや達成感を味わうことは、子どもたちの心の成長を後押しします。また、昔から日本に伝わる伝承あそびには、自然の摂理、生活、生きるための知恵が息づいていて、子どもたちの心と身体に新鮮な刺激を与えることができます。今日のコマ回しという一つのあそびの体験を通して、子どもたちはまた一つ成長したと思います。 植田