お遊戯会③(年長の部)

今年のお遊戯全3部のトリを務めたのは、年長のさくらぐみときくぐみです。流石年長さん、どの演目も子どもたちの成長を、とても感じることのできる舞台ばかりでした。

年長の部スタートを艶やかに飾ったのは、女の子の着物の踊り「いざよい」です。総勢19名の女の子が、色鮮やかな振袖で、扇や鈴を扱って舞う姿は圧巻でした。子どもたちは本番まで、踊りだけでなく着物の立ち振る舞いや、扱い方も真剣に覚えて本番に臨みました。そんな子どもたちのひたむきさが会場中に伝わる感動的な時間でした。

プログラム②は男の子のダンス「RADIO SENIORITY」です。年長の男の子全員で立つ舞台は、迫力満点!!「RADIO FISH」の楽曲のメロディーにのって、鳴子や縄跳び、側転など見所満載のパフォーマンスを繰り広げました。アップテンポな楽曲にノリノリで踊る姿はさすが年長さん!とってもかっこよかったです。

プログラム③は女の子のダンスでした。「飾りじゃないのよ涙は」と「ムーンライト伝説」を2曲続けての構成でしたが、メンバー9人はこの対照的な曲とダンスを見事に表現していました。「飾りじゃないのよ涙は」ではとってもクールなマイクパフォーマンスを披露し、「ムーンライト伝説」では、セーラー戦士たちになりきってかっこよく、キュートにポーズをキメていました。

踊りやダンスの後は、きくぐみのオペレッタ「アナと雪の女王」、さくらぐみのオペレッタ「ドン・キホーテの冒険物語」と続きました。どちらのオペレッタも子どもたちのやる気がみなぎる作品で、どの子も役になりきって舞台に立ち、舞台裏で控えている時には、舞台の子を応援するかのように一緒に歌ったり、セリフを言ったりして、オペレッタにみんなで参加していることをとても楽しんでいました。

年長の部最後を飾ったのは「空手」です。創造形の披露は、子どもたち一人一人の気持ちが一つになって、今までで一番かっこよく揃っていました。今回の空手はトリということもあり、サプライズフィナーレを用意。一旦暗転した舞台からキラキラと光が輝き始めると、プログラムには載っていないフィナーレがスタート。「YAH YAH YAH」にのって空手の平安初段をアレンジした形をお披露目しながら客席の花道へ。観客の皆さんも巻き込んでのフィナーレとなりました。

3つに分けたことにより、それぞれのプログラムの時間は短かったですが、子どもたちはこの日までにあそびの中でたくさん歌い、踊り、演じることを楽しんできました。そしてお遊戯会を通して、それぞれが楽しい思い出を作り、ちょっぴり自分に自信をつけて成長することができました。保護者の皆さま、諸方面でのご協力、本当にありがとうございました。そして幼稚園のみんな、とっても楽しかったね? 植田